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金ファミリーの銅像とは異なり、永生塔は警備体制が敷かれていない場合が多いことを狙っての犯行と思われる。また情報筋は、停電により永生塔を照らす照明が消えていた可能性を示唆した。

この「重大犯罪」を受けて徳川市では、通常の金ファミリーの銅像に加え、モザイク壁画、史蹟館、革命史研究室などに対する特別警戒体制に突入したと咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋が伝えた。

この特別警戒は全国のすべての市、郡に広がっている。

両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市では、7月3日の深夜に党幹部と大学生に対して非常招集命令が下され、金ファミリー関連の施設の警備に動員されたと現地の情報筋が伝えている。

塔、壁画、永生塔などを人間の輪が3重に取り囲むという厳重な警備だが、事情を知らないまま動員された人々や、それを見守る市民らは一様に首を傾げていたという。やがて、徳川市の永生塔爆破未遂事件の噂がものすごい勢いで広まり、住民たちもようやく事情を飲み込んだ。

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10月10日の労働党創立70周年記念の建設事業など様々なイベントが続き、住民たちは疲れきっている。