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「今年は、なぜか銅像や永生塔の24時間警備が行われ、多くの住民が動員されている。当局は『警戒心を高めなければならない』と語っているが、どうも、当偶像物が爆破されたりするようなテロを警戒しているようだ。また『哀悼期間なので生活態度を改めよ』という指示も出している」(※永生塔=「偉大なる首領金日成同志は永遠に我々とともにいらっしゃる」と刻まれた塔)

こうした当局の指示に、住民たちは露骨に不満の表情を浮かべている。ただでさえ、労働党創立70週年を迎えて、恵山(ヘサン)市では金ファミリーの銅像建設や都市整備事業などが行われており、多くの住民が動員されており、それに加えて「銅像の警備までしろ」と言われたからだ。

なかには、サボタージュする住民も多いが、そうなると上層部から「警備が疎かになっている」と責め立てられて、下手をするとクビが飛ぶかもしれないことから、各企業や機関の担当者は頭を抱えているという。