米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は7日、中国に駐在する北朝鮮の貿易関係者らが次々に本国へと召還されている模様だと報じた。

RFAは中国の北朝鮮事情通の話として、「6月下旬に瀋陽に派遣されていた外貨稼ぎ要員数人が本国に急きょ呼び戻された」とし「名指しで呼び戻されたようで、明らかに逮捕だろう」と伝えた。

この事情通はまた、「今回の措置は、北京と瀋陽、延吉などに派遣されている党と軍傘下の外貨稼ぎ要員らが対象で、国家安全保衛部が海外駐在の貿易関係者を大々的に調査しているようだ」と説明している。

こうした調査は、このところ軍や党の高官らの韓国への亡命が相次いでいることを受けて、韓国人と接触した海外駐在員らに対して重点的に行われているものと見られる。

しかし、北朝鮮当局は今年初め頃、駐在員らに向けて「韓国人に出会ってもわざわざ避けることはない。ペースに引きずり込まれないよう臨機応変に商売せよ」との方針を出していた経緯がある。

上部の指示に従ったばかりに逮捕の憂き目に遭うとは、北朝鮮の外貨稼ぎ要員らもさぞかしやり切れない思いだろう。

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