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フィスラー所長は、「2013年11月に平壌駐在を始めて以来、最も電力事情はひどかったのが昨冬だったが、最近では比較的、改善している」「電力不足の理由は、『少雨で水力発電所の稼働ができなかったから』という資料を目にした」と語った。

また、平壌駐在のブラジル大使、ホベルト・コリン氏もVOAの取材に対して、昨冬は電力難が激しく、停電は頻繁で、電気が来ても電圧が非常に低かったと語った。

米国ワシントン・ポストも、平壌在住者の証言を交えながら、フィスラー所長と同様に、電力不足の大きな原因として降水量が少なったことをあげている。昨冬の降水量が少なく川やダムの水位が下がり、水力発電所が稼働できなかったと指摘する。

一方、最近平壌を訪問した日本人はデイリーNKに次のように語った。

「4日間の平壌滞在中にホテルが停電することはなかった。計画停電のお知らせはあったが、結局停電することはなかった。一方で、周囲のマンションから漏れる光はかなり暗かった。おそらくLEDランプのようなものを使っているのだろう」

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また、この旅行者は、「ソーラーパネル」をよく見かけたという。