ルートは、モンゴルから列車で石炭をロシア経由で北朝鮮の羅津港まで運び、貨物船に積載して韓国まで運ぶ。
シャリン・ゴル社のカリウン・デシズベグ取締役は、ブルームバーグ通信の取材に「今回の契約で30万トンの石炭を輸出することになるが、価格はまだ交渉中だ」と語った。
これ以外にも、羅津港を輸出港として利用する動きは北朝鮮の周辺諸国で活発化しつつある。
中国吉林省延辺朝鮮族自治州の琿春市からは、コンテナ38個(TEU)が羅津港を経て上海に輸送されたと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。琿春から羅津経由のルートは、これまでは主に石炭輸送に使われてきたが、今回の輸送をきっかけにコンテナ輸送も活発化すると見られる。
琿春から羅津までは直線距離でわずか82キロと非常に近い。
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