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EU域内乗り入れ禁止航空会社とは、EUが航空会社の安全管理体制に問題があるとして、EU圏内での飛行・離着陸を禁止した航空会社のことだ。高麗航空以外では、イラン航空やアスタナ航空(カザフスタン)、などが運航制限に指定された。

今回の決定は、11日に終了した欧州連合の航空安全委員会で全会一致で集約された意見を基にした措置という。

高麗航空は、2006年から「EU域内乗り入れ禁止航空会社のリスト」に上がった。EUは、北朝鮮の航空行政当局が、高麗航空に適切な監督をしておらず、「国際民間航空条約(シカゴ条約)」に違反しているという理由から、運航制限にしていた。

これに対して北朝鮮は、ロシアからTU-204航空機を2機導入。EUは2010年から2機については限定的な運航を許可していた。