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金日成銅像保衛高射砲中隊は、革命戦跡の一つ「普天堡(ポチョンボ)」に建てられた金日成氏の銅像や史蹟を守るために1989年に結成。14.5ミリ高射機関銃9門を所有していた。

しかし、今年3月から同部隊の弾薬庫は閉鎖され、自慢の高射機関銃も、「10軍団」傘下の「普天郡教導師団3大隊(SA-7ストレラ大隊)」の軍需倉庫に移動させられたと両江道の別の情報筋が伝えた。

使用していた陣地はそのまま残っており、高射機関銃は教導隊員の訓練用として使われているという。しかし、部隊はなぜ解散させられたのだろうか。情報筋は、その理由について「金日成氏一家だけが利用する『1号道路』がすぐそばを通っているからだ」と説明する。

北朝鮮は2005年、恵山市剣山洞にあった「三池淵精密機械工場」を閉鎖した。工場は、金氏一家だけが利用するワンドク駅のそばに位置し、「自動小銃の弾丸を生産する工場が、将軍様が利用する駅のそばにあるのは安全上好ましくない」という判断があったと見られる。