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拉致被害者の再調査をめぐる日朝の非公式協議で、北朝鮮側が今春、第2次世界大戦が終わる前後に北朝鮮地域で亡くなった日本人の遺骨や、在日朝鮮人の帰還事業などで渡航した日本人妻に関する報告書を提示したものの、日本側が受け取りを拒否していたことがわかった。共同通信が17日、日朝外交筋の情報として報じた。

日本側は拉致被害者の調査を優先実施するよう求めているが、報告書にはその内容が含まれていなかった。

日本側が調査期限とみなす7月までに大きな進展が出る可能性は低く、「日本政府が制裁強化に踏み切るのかが今後の焦点」とされる。