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ソン・ミンスン外交通商部長官は3日、バンコ・デルタ・アジア(BDA)銀行の北朝鮮の資金問題が、2・13合意の初期段階履行措置の期限である14日を過ぎる可能性もあると語った。

ソン長官は’南アジア地域協力連合’の首脳会談に参加するためにインドを訪問し、“BDA問題が基本的には期限内に処理されると信じているが、そうならないかも知れないという点を念頭に置いている”と語った。

今回の発言は事実上、2・13合意で明示した60日以内の初期措置の履行が守られない可能性を認めたものだ。北朝鮮は BDAの資金が手に入らなければ寧辺の原子炉の閉鎖措置に入らないと主張している。

中国内銀行の北朝鮮資金の振込み不可という意図しなかった障害にあった6ヶ国協議の周辺では、10日前にせまった初期措置履行の期限が守られないのではという観測が広まっている。

ソン長官はしかし、“核施設の閉鎖などの措置は数日以内に可能であり、今BDA問題が解決されさえすれば2・13合意の期限を守ることができる”と述べた。

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一方、米国務省は北朝鮮の凍結資金の解除のために必要な措置を取り、履行問題だけ残っていると明らかにした。

ショーン・マコメック国務省スポークスマンはこの日のブリーフィングで、BDAを解決するための措置を取ったと、このように語った。マコメック氏はアメリカと中国などが問題の解決に最善をつくし、当事国の法規定によってできるだけ早く終わることを望んでいると付け加えた。

中国のチンガン外務省スポークスマンも、ダニエル・グレーザー米財務省副次官補が中国を訪問して、BDAの北朝鮮の資金の処理のために努力していると明らかにした。

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チン氏は”6カ国協議の参加国が、朝から夜まで交渉に拍車をかけている”と述べ、”各国が受け入れることができる方案を探り、6カ国協議を進展させるために努力している”と明らかにし、中国には積極的な解決に向けた意志があることを打ち明けた。