人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の国境警備隊によって抑留されているアメリカの記者2人の釈放のために、アメリカ政府は中国政府や国連の北朝鮮大使館、在朝スウェーデン大使館など、様々なチャンネルを使って北朝鮮と交渉している。

アメリカ国務省のロバート・ウッド副報道官は19日の午前(現地時間)に行った定例記者会見で、「様々なチャンネルを使い、北朝鮮と交渉をしている」と明らかにした。

ウッド副報道官は「当然、中国政府やスウェーデン大使館を通じても対話をしている」と明らかにした。国連の北朝鮮大使館とも対話をしているのかという質問には、「あらゆる方法を使っている」と答え、交渉を進めていることを示唆した。

また、「2人のアメリカ国民が外部の力により抑留されているため、アメリカ政府は情報が全て出ることと釈放を望んでいる。これは当然のことだ。情報についてはまだ確認中だ。現在はっきりしているのは、2人のアメリカの記者が北朝鮮によって抑留されていること」と述べ、詳しい説明を避けた。

「北朝鮮の兵士が中国の領土に入ってきて記者たちを逮捕した」という国務省の発表の内容を取り消すのかという質問には、「取り消しはしない。けれども、相反する情報が多いため、はっきりとは言えない」と答えた。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

抑留された記者たちの取材活動を手伝うため、現在アメリカに滞在している韓国のトゥリハナ宣教会のチョン・ギウォン牧師はデイリーNKとの電話インタビューで、「朝鮮族のガイドを含めて、少なくとも3人以上が北朝鮮の軍部に抑留されている可能性がある」と伝えた。

また、「彼女たちは取材に没頭して、自分たちも知らない間に越境した可能性がある。図們地域の中朝国境は豆満江の幅が非常に狭くて境が曖昧なので、今回のような事件が起きる可能性が非常に高い」と話した。

副報道官は、マーツ・フォイアー在朝スウェーデン大使が記者たちを釈放するために、アメリカ政府に代わって北朝鮮と交渉しているのかというAP通信記者の質問には答えなかった。平壌にある在朝スウェーデン大使館が、北朝鮮と外交関係がないアメリカのために動いているという情報もある。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

国連の北朝鮮大使館も、釈放の交渉について問うAP通信の記者の質問には回答を拒否した。

北朝鮮に抑留されているアメリカの記者である、中国系のローラ・リンと韓国系のユナ・リーは、17日に中朝国境で脱北者を取材していた時に、ガイドと一緒に北朝鮮の国境警備隊に逮捕されて抑留された。彼女たちと一緒に取材していたミッチー・コース氏は最後の瞬間に逃げることができたという。

ベルギーに本部がある国境なき記者団は19日に、「抑留されている記者とガイドの速やかな釈放と中国政府の介入」を訴えた。