ライバッハは、作品のテーマに全体主義を多用することで知られているバンドだ。バンド名もスロベニアの首都「リュブリャナ(Ljubljana)」のドイツ語名であり、ナチスドイツをイメージさせるということから、使用が控えられてきた言葉だという。
ビデオ・クリップやアルバムジャケットなどでも、随所に共産主義風のエッセンスが盛り込まれているが、ナチス・ドイツとともに、あくまでもパロディだという。
今回、北朝鮮当局がライバッハの全体主義へのパロディをどのように解釈して、平壌公演を許可したのかにも注目される。