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次の日は平壌で1日を過ごした。ガイドは、平壌を訪れる人なら必ず行かなければならないところに案内した。牡丹峰(モランボン)にある巨大な金日成の銅像だけではなく、平壌の恥といわれている地下鉄に乗ることや、万景台の金日成が生まれたところなどを訪れるスケジュールだった。

まず、金日成の生家から始めた。思ったよりも余裕のあるスケジュールだった。そこのガイドは他の一般の博物館のガイドより職業に対するプライドが非常に高かったにもかかわらず、そこは普通のありふれた博物館のようだった。そこは革命の歴史の一部でもあり、金日成の祖父母が革命活動を行った証拠の資料も展示されている。

万景台を訪問した後、平壌の地下鉄に乗った。旅行の間、北朝鮮の雰囲気は驚くほど安らかだった。多くの人々が私たちに手を振りながら歓迎してくれた。一人も私たちを恐れたりしなかった。しかし、地下鉄では全然違った。平壌の人たちはみな他のところを見ていて、私たちとは目も合わせなかった。ガイドが一緒にいたからかも知れない。なぜこの人達はガイドの前では警戒するのか。尊敬の発露なのか。それとも怖いという心境の現われなのか。

次に、今回の旅行で最も不思議なところに行った。私は昔から花の展示会の意味をよく知っていた。しかし、直接訪れないといくら説明しても理解できないと思う。基本的に金正日花の展示会は、それぞれ他の彫刻の前に金正日花が展示されている。巨大なホールが金正日花で溢れていた。

平壌のすべての風景をカメラに収めようとしていたので、私たちはとても忙しかった。次の訪問地は主体思想の塔だった。写真で見たイメージとは違って、その塔の巨大さに圧倒された。巨大で勇壮、そのものだった。私たちのような外国人旅行者がみな心で思っていることを、グループの誰かが言ってしまった。「このような巨大な記念モニュメントを作るよりも餓えている人民を助けるべきだったんじゃないか」

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塔の全体像は、一目では全部見ることができなかった。不思議ではないことが一つあった。それは、道路に面していない裏側にはペイントが塗られていなかったことだ。

その日のスケジュールは高麗ホテルの喫茶店に行って終了した。誰かが、平壌の禁止区域は朝鮮労働党の中央委員会の建物がある地域で、このホテルの屋上から見えるという奄?キいたといった。それで私たちはガイドに、市内の風景を見るためにホテルの屋上に行ってみたいと話した。

結果的に写真撮影は禁止された。