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北朝鮮がアメリカからの追加食糧支援を拒否したと、アメリカの国務省が17日に(現地時間)発表した。

アメリカ国務省のロバート・ウッド副報道官は17日の定例記者会見で、「何の理由もないのに、北朝鮮がアメリカの追加食糧支援を拒否した。アメリカとしては北朝鮮が人道的支援を拒否したことを、非常に残念に思っている」と話した。

また、「このような食糧支援プログラムは苦しんでいる北朝鮮の住民に食糧を提供するための計画だ。食糧支援の拒否は2008年に北朝鮮と締結した協定の履行にも役立たない」と強調した。

さらに、「北朝鮮の食糧状態が非常に悪いため、北朝鮮の住民は食糧支援を望んでいる。北朝鮮に提供される人道支援は、北朝鮮の住民への人道的な関心に基づくもので、6カ国協議とは関係ない」と主張した。

ウッド副報道官は「アメリカは昨年から今年にかけて、北朝鮮に16万9千トンの食糧を支援した。最後に北朝鮮に送られた5千トン程度の植物油やとうもろこし、豆などが1月に北朝鮮に到着し、アメリカのNGOによって配られている。アメリカ政府はNGOと協力し、北朝鮮に送られた食糧が住民に配給できるように努める」と話した。