人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

事件は、今年4月はじめに起きた。鴨緑江の中国側川岸で、北朝鮮の国境警備隊兵士の遺体が発見され、中国当局は遺体を北朝鮮側に引き渡した。

しかし、遺体の損傷が激しいことから身元が確認できず、2ヶ月後には朝鮮人民軍総政治局の指示が下り、国境警備隊司令部政治部が検閲(調査と取締)をはじめた。

その後、遺体の身元は国境警備旅団2大隊1中隊所属の入隊わずか7ヶ月の新兵であることが確認され、容疑者として大隊長と兵士合わせて8人が逮捕された。

両江道の情報筋によると、死亡した新兵は高熱と嘔吐で1週間苦しんだが治療を受けられずに死亡した。事件が発生した時期は、冬季訓練の最中で、さらに年末年始の特別警戒期間だった。

指揮官は、死亡した兵士が「仮病」を装っていると判断し放置したため死に至ったという。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面