アメリカは北朝鮮が、同国が主張している「人工衛星」の打ち上げ計画を国際機関に通知し、打ち上げの準備を進めていることに対して、直ちに中断するよう促した。
アメリカのバラク・オバマ大統領は12日(現地時間)にホワイトハウスで、訪米中の楊潔チ(たけかんむりに褫のつくり)中国外交部長と面会し、「北朝鮮のミサイル計画が与える危険性を強調した」と、ホワイトハウスが声明を通じて伝えた。
これは北朝鮮がICAOやIMOなどに「人工衛星」を発射するという事実を知らせた直後の、ホワイトハウスの初の公式的な反応だ。
オバマ大統領はこの日、「アメリカは中国やその他のパートナーと一緒に、6カ国協議を通じて北朝鮮の核プログラムを検証できるようにとり除くことに協力する」と強調し、6カ国協議での中国の役割に対して謝意を示した。
アメリカ国務省も北朝鮮に挑発行動を中断するように促した。ロバート・ウッド国務省報道官職務代行はこの日、「北朝鮮のどのような打ち上げも挑発行為であり、国連決議に対する違反」と言い、「こうした行為は北東アジア地域を不安定にさせる」と警告した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、「(北朝鮮の発射体の実験を)阻もうとする全世界の他の利害当事国と協力する」と言い、「この問題について外交活動が行われており、私たちが検討するオプションは確実にある」と付け足した。