丹東市は「浪頭港」を遊覧船専用の港とすることを決定したが、現地消息筋は次のように語った。
「今回の決定によって、全船舶は50キロ下流にある「東港(トンカン)港」を利用することになる。しかし、「東港港」は1000トン以上の船舶用に設計されており、今まで浪頭港を利用してきた小型船舶にとっては不便になる」
浪頭港からは、相当な量の北朝鮮産石炭が中国に輸入されてきたにもかかわらず、閉鎖が決定された裏には、中朝関係の悪化が影響しているという指摘もある。
「環境保護政策を進める中国政府の意向が反映されて閉鎖が決定された。質の悪い北朝鮮産石炭の輸入をさらに減らし、鴨緑江の水質汚染を改善、遊覧船の航路をここまで延長して観光産業を活性化させたいとの狙いがあるようだ」(現地消息筋)
丹東市在住の別の消息筋「密輸防止」の狙いがあと見る。
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