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南北サッカーの未来の責任を負う、両国の青少年代表チームが、勝負を越えた友情の正面対決を繰り広げた。

2日、水原のワールドカップ競技場で行われた南北の2回目の親善競技で、17歳以下(U-17)の韓国の青少年代表チームは、北朝鮮の青少年代表チームを相手に、2-1で勝利した。韓国は済州で行われた3日前の1次戦でも2-0で勝利している。

競技の開始前、南北の選手たちは手を握って競技場に入った後、共に記念撮影をするなど、友情を交わした。しかし、グラウンドでは親善競技といえども、競技の初盤から激しいタックルと体当りなど、一寸の譲歩もない勝負を展開した。

90分間終始、先行したり後退しつつ、大人の国家代表チームに劣らない、熱の入った競技を見せてくれた。最善をつくす南北青少年代表の姿に、水原のワールドカップ競技場の観衆たちは沸いた。観衆はどちらか一方に偏ることなく、南北両チームを応援した。

最初に笑ったのは南側だった。前半15分、ペナルティー・エリアの左側外郭で得たフリーキックで、イム・ジョンウンがゴールライン地域左側から蹴った左足のシュートが、北側のゴールキーパーに当たり、はね返ってゴールポストの中に吸い込まれた。

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リードを奪われたまま前半を終えた北側は、後半8分、ペナルティー・エリア内の左側でのパク・ヒョンジンのパスに続き、リム・チョルミンが左足のシュートで同点ゴールをきめた。

その後、後半37分のコーナーキックを受けたイ・ヨンジュンのヘディングゴールで勝負が決まった。

南北の選手は、グラウンドに倒れた選手には手をさし出して起こしてやったり、競技場に横になっている選手の足をもんでやるなど、グラウンドでは南北が一つになっていた。

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北朝鮮は去年の9月にシンガポールで開かれたアジア青少年選手権大会で準優勝(韓国8強)し、来る8月18日から9月9日まで、韓国の8ヶ所の都市で開かれる2007世界青少年(U-17)選手権大会の準備のために、先月20日に訪韓した。

20日に出国する北朝鮮選手団は、水原で引き続き練習した後、6日に全南スンチョンに移動する予定。