公開された動画のタイトルは「時事カメラフォーカス:朝鮮、世界でいくつかの軍事強国だけが独占している戦略潜水艦弾道ミサイル開発」。水中の潜水艦から巨大な弾道ミサイルが水面を切って垂直に飛び上がり、飛行体は強い閃光を放って低く立ち込めた雲を突き抜けて「ドーン」という爆発音と共に炎が画面全体に広がる。
しかし、公開された動画のミサイルと5月9日に労働新聞が掲載した写真と比較、検証してみると違いがあることが判明した。これは、今回「わが民族同士」が公開した動画の静止画だ。
下が労働新聞(5月9日付)が掲載した潜水艦ミサイルの写真。
角度や画質が違うため断定はできないが、噴射炎などの色や形、そして背景にも違いがあることがわかる。韓国メディアからも、CG(コンピョーター・グラフィックス)で作成した映像ではないかとの指摘が出ている。
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