「条件無しの南北対話の再開」を提案した李明博大統領が三・一節に述べた記念の辞を、北朝鮮が「疎ましい詭弁」と猛非難したため、ヒョン・インテク統一部長官が3日に、「北朝鮮は今すぐ誹謗中傷を中断して、強硬な措置を撤回し、速やかに条件無しの対話に出なければならない」と再度促した。
ヒョン長官はこの日、ハンナラ党のファン・ジンハ議員が主催して国会で開かれたシンポジウムに参加して、「今年に入ってからも、私たちに対する北朝鮮の強硬な態度は続いており、最近は人工衛星の打ち上げを準備していると発表したが、政府は北朝鮮がこのような強硬な措置を取る理由を理解することができない」と語った。
更に、「対話の門を閉ざしたまま、いくら協力を求めて過去の合意の履行を主張しても、南北間の不信を解消することは不可能」と述べ、「韓国政府は南北対話の門を開いて、条件無しの対話をするよう垂オ入れた。北朝鮮は一日も早く対話と協力の道に出なければならない」と言い、北朝鮮が対話に応じることを再度促した。
ヒョン長官はまた、「私たちは南北が互いに認めて尊重して、平和に共存して南北関係をよく発展させて進もうとした過去の合意を尊重する」と言い、「南北対話ではこうした過去の様々な合意が議論の基礎になるだろう」と話した。
更に、「私たちは大統領が明らかにしたように、北朝鮮の同胞たちの生活と幸せについて本当に考えている」と述べ、「北朝鮮の非核化の過程で、果敢に北朝鮮を支援する準備ができており、北朝鮮が脅しではなく協力を選択することを願っている」と語った。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面特に、「私たちは国民の合意と支持が不足している状況で、対北政策を推進する時に、国論の分裂と南南葛藤を引き起こした事実をよく知っている」と述べ、「政府は南北関係を安定的に管理していく過程で、いつも国民と疎通しながら国民の共感に基づいて政策を推進する」と強調した。