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金正日の健康が連日話題になっているが、禁煙中と言われている金正日がタバコを吸っている姿が公開された。

北朝鮮の朝鮮中央通信は25日に、金正日が咸鏡北道会寧市を視察した時に、デソン^バコ工場でタバコの煙を吐いている写真を公開した。

禁煙中と言われている金正日がタバコを吸うシーンを演出したのは、会寧のデソン^バコ工場で生産しているタバコを自ら味見している姿を見せるためだと考えられる。こうした写真を公開したのは、金正日の健康に何の異常もないことを見せるという意図もあると思われる。

金正日は、最初は北朝鮮製のタバコ「白頭山」を愛用していたが、80年代からは「ロスマン」という銘柄に変えた。だが、80年代半ばにドイツの医師から人間ドックを受けた後、タバコをやめた。その後金日成の死後、再び吸い始めた。

金正日は2001年に訪中した際に、健康のためにタバコをやめたと言った。その後、北朝鮮では禁煙キャンペーンが本格的に始まった。

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北朝鮮当局は金正日がタバコをやめたことを知らされると、「タバコは心臓を狙っている銃と同じだ。人民軍隊をはじめ、全軍はタバコをやめるべきだ」という指示を出した。それに従い、各人民軍部隊は会議を開いて禁煙を決意した。その後、タバコの配給が中断した。

イギリスの週刊誌「エコノミスト」の2007年2月の記事によると、金正日は喫煙者、音痴、コンピューター音痴を「21世紀の3大馬鹿」と言っているという。

けれども金正日が昨年8月に脳卒中で倒れて手術を受けたが、現在は快復したのでタバコを吸い始めたとは考えにくいと専門家らは話している。

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金正日は中国共産党の王家瑞対外連絡部長が北朝鮮を訪れた時も、一緒に食事をして強い酒を長時間に渡って飲むなど、健康に異常がないことを強調した。

北朝鮮は2005年に「禁煙統制法」を制定し、公共機関が禁煙キャンペーンに積極的に取り組んでいる。また、政府の各部署や機関からは灰皿を全て取り除き、建物のいたる所に禁煙を促すシールが唐チてあるという。