韓国・国家情報院は25日に北朝鮮の後継者問題について、「金日成−金正日−金正日の息子と続く3代世襲も可能だと考えている」と明らかにした。
ハンナラ党の幹事イ・チョル議員と民主党の幹事パク・ヨンャ搭c員によると、国家情報院はこの日、ウォン・セフン国家情報院長が出席した国会情報委員会の全体会議でこのように報告し、「3代世襲が行われても掌握力は非常に弱くなると思われる」と予想したという。
パク議員は「北朝鮮の権力階層や幹部の抵抗がそれほど見られないという点から、そういった判断をしたのではないか」と分析した。
国家情報院はまた、「金正日の三男である金正雲が最高人民会議の代議員に登録した」という海外メディアの報道について、「会議の日程や登録の時期などを考慮すると、その情報は信憑性が欠けている」と話した。
最近、国内外のメディアで伝えられている「金正雲後継説」については、特別な内容はなかったという。
人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正日の健康については「完全に快復したわけではないが、公務遂行には問題がないと思われる」と報告した。北朝鮮のミサイル発射の動きについては、「以前のテポドンミサイルと形が同じなので、ミサイルだと考えている」と報告した。