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韓国と北朝鮮の間で軍事的な緊張が高まっている中、新任のヒョン・インテク韓国統一部長官に対する北朝鮮の非難がさらに強まっている。

これまで北朝鮮は韓国の統一部長官が変わるたびに、任期の初期には「一種のしつけ」のように強い非難を戦術として使うことが多かったが、ヒョン長官に対しては長官内定直後からわずか1ヶ月足らずの間に、30回近く非難をしている。

北朝鮮のネットメディア「我が民族どうし」は22日に、統一新報の記事を引用して、ヒョン・インテク長官の就任の挨拶を「反統一的な詭弁で、右翼的、保守的な統一の考え方を持っているヒョン長官が統一部長官として働く間、南北関係は決して発展しない」と主張した。

ヒョン長官は12日の就任の挨拶で、▲北朝鮮の非核化と人道支援、▲無条件の南北対話、▲南北問題を解決するために国際社会の支持を得ることなど、統一政策を推進する原則を提案した。

また統一新報は、「対決意識にこだわる者の詭弁」という社説で、ヒョン長官を「祖国統一や南北関係の問題には全く関心のない人物で、同族の対決意識だけが頭を占めている反統一分子」と主張した。

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また、「南北関係が完全に破綻する危機が迫り、朝鮮半島で軍事的な緊張が日々高まっている現実を直視せず、我々との対決政策を『南北が平和と繁栄の道を歩むためにとった南北共存・共栄政策』と自慢している。こうした様々な詭弁を続けているのは、和解や統一を求めている民族に対する冒涜だ」と非難した。

特に、ヒョン長官が就任式直後に行った記者会見で、「『非核・開放・3000』は共存・共栄の政策の一部」と言ったことと関連し、統一新報は「反共和国、対決を望む露骨な表現」と主張した。