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イ・サンヒ国防長官が、北朝鮮が休戦ライン付近に配置したミサイルを南に発射した場合、ソウルまで2分30秒、釜山までは4分30秒程度で届くと20日に明らかにした。

イ長官はこの日、国会の南北関係発展特別委員会の全体会議で、「国防研究院のキム・テウ副院長が去年行った講演で、北朝鮮がミサイルを発射すれば3~7分以内に韓国内の目標物を打撃することができ、これに対する韓国の防空網は無用の長物にすぎないと発言したことについてどう思うか」というハンナラ党のホン・ジョンウク議員の質問に、「打撃時間はキム副院長の話よりも短い可能性がある」と答えた。

イ長官は更に、「防空武器が十分なのか、十分ではないのかということについては、議論の余地があり得るが、防空網が無用の長物というのは誇張された表現」と指摘した。

また、「(北朝鮮がミサイルを発射した場合)私たちが保有しているパトリオットミサイルで打撃することができる体制を整えている」と述べ、「アメリカの新型パトリオットミサイルPAT-3が米軍基地を中心に配置されているという指摘もあるが、米軍基地の多くが大都市の周辺にあるため、韓国国民の住居地域も一緒に防御することができる」と強調した。

イ長官は北朝鮮が長射程砲やミサイルなどで、韓国の艦艇を攻撃する場合の対応方法については、「優先的に防御射撃やミサイル誘導など、基本的な防御能力で措置をとることになる」と述べ、「艦艇に攻撃行為をしたため、打撃地点に確実に対応する」と説明した。

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更に、「全面戦争に拡散しないように、軍は現場で最短の時間内に、敵が挑発しただけ対応する」と答えた。

イ長官はまた、「北朝鮮の先制攻撃がなくても、NLLを侵犯すること自体は武器体系の攻撃ができる可能性があるため、挑発と見なしている」と言い、「敵に挑発の意思があるのか、ないのかについては、個人と部隊の自衛権の次元で、現場指揮官の判断にまかせる」と述べた。

「現場の指揮官に指揮権が委任されれば、先制攻撃や過剰対応の危険性が高まるのではないか」という民主党のパク・ソンXク議員の指摘には、「交戦遵守規則の精神に基づいて指揮権が委任されるのであり、過剰に対応するわけではない」と述べ、「敵の誘いに乗らないための努力もしている」と答えた。