占い師の言うことを信じて正恩氏の指示を聞かない住民増える
人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面こうした風潮に対して、北朝鮮当局はさっそく「占いは迷信行為だ！」と大々的な取締に乗り出した。
思想教育のための講演会（学習会）では、「子どもを占い師にしてはならない」「迷信行為を根絶せよ」などと言われている。人民保安部（警察）は、占い師を見つけ次第逮捕、処罰している。
占いを取り締まる最大の理由は「違法行為」だが、それよりも金正恩氏を頂点とする「唯一指導体制に反する」という理由もある。北朝鮮では、最高指導者（金正恩氏）が、神に相当する存在であり、それ以外の人間が「神通力」を発揮してはならないという非科学的な理由だ。
事実、占い師を信じて、金正恩氏が指示した「国土建設総動員事業」に参加しない人間が増える現象が起きている。
「最高指導者の言葉よりも占い師のほうがよっぽど頼りになるということさ」（内部情報筋）
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