人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

10日に韓国国会の外交通商委員会の会議場で、アメリカが北朝鮮の核保有を認めていることについて、与野党の議員とユ・ミョンファン外交通商部長官の間で激しいやりとりがあった。

ハンナラ党のユン・サンヒョン議員は、「アメリカは法律的には北朝鮮を核保有国として認めていないが、事実上は認めているのではないか。アメリカは北朝鮮の核政策が『非核化』から『核拡散防止』に変わったのか、その真意が何なのかはっきりさせなければならない」と指摘した。

ハンナラ党のク・サンチャン議員も、「北朝鮮の核保有についてアメリカ国内では事実として認めているようだ。アメリカは北朝鮮が違反する場合、封鎖政策へ転換するレッドラインを設定している。また、軍縮会談に発展する可能性がある現在、米韓の協力がうまく行っているのか問わざるを得ない」と話した。

ユ長官は「アメリカが北朝鮮の核拡散防止だけを気にして、核保有は黙認するということはあり得ない。米韓の協力を通じて疑惑が出てくる可能性があるため、状況に敏感になるべきだと指摘した」と強く反駁した。

また、「敏感すぎるという話を聞くほど、米韓が協議・協力していることを知っていただきたい」と、議論の拡散を防ぐために積極的に対応に乗り出していると強調した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

さらに、「北朝鮮が核兵器を持っている可能性はあるが、実際に検証を行うまで、北朝鮮が核兵器を持っているとは言い切れない。しかし、北朝鮮が核を保有しているという最悪のシナリオに対応し、すべての対策を講ずることが重要だ」と強調した。

一方、民主党のパク・ジュャ搭c員はアメリカの高官が相次いで北朝鮮の核保有を示唆する発言をしたことに言及し、「アメリカの情報力や報告書が間違っているのか。アメリカを100%信じたいのはわかるが、アメリカが米朝間の交渉を念頭においているが、この問題の真相についてはっきり把握すべきだ」と批判した。

親パク連帯のソン・ヨンャ搭c員はさらに、「北朝鮮が核兵器の保有国であることを否定せず、それをはっきりさせることで、国民になぜ私たちが北朝鮮のわがままに付き合う必要がないのか、また安保体制を強化するべきなのかを正確に伝える必要がある」と主張した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

ャ搭c員は「北朝鮮の邪悪な計算に巻き込まれないようにするという政府の意図はわかるが、北朝鮮の核能力の否定や曖昧な態度は、むしろ安保体制を弛緩させて、政府の対北政策の真意が誤解される可能性もある」と指摘した。

一方、民主党のソン・ミンスン議員は、北朝鮮が主張している朝鮮半島全域の核査察について、「韓国は北朝鮮の核プログラムが除去されれば検証できると言っている。だが、アメリカは北朝鮮が検証体系に応じれば、この問題について交渉できるというなど、米韓の間で意見の差がある。北朝鮮が非核化を先送りするという言い訳を取り除くためにも、この問題に積極的に乗り出す必要がある」と提案した。

ユ長官はこれについて、「北朝鮮は自分たちが核保有国になったことを前提に、朝鮮半島の核査察問題を核軍縮会談に持っていこうとしている。その論理に私たちが巻き込まれないように気をつけるべきだ。米韓が互いの意見を調整する必要がある」と答えた。