「今年3月まで、覚せい剤は中国人民元で70元(1グラムあたり)だったが、100元まで上がった。供給が減ったからではなく、需要が増えたからだ」(内部情報筋)
さらに、売人が殺害される事件が起きたという。
「最近、会寧市で覚せい剤を密売していた60代の老夫婦が殺害された。隣家の家族は、何が起こったのか感づいたが、下手に通報して報復されるのが怖くて黙っていた」(内部情報筋)
会寧市の司法当局は、老夫婦が密売で儲けて貯め込んだ金銭狙いの強盗犯と見ている。さらに、この地域では2月末、4月初めにも薬物関連の殺人事件が起こったと語った。