北朝鮮は8日、韓国海軍の艦艇が最近、北朝鮮の領海を複数回にわたり侵犯したとして、「我が軍海上境界線を侵犯」した場合は今後、予告なしで照準射撃を加えると警告した。

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北朝鮮が装備する対艦ミサイルの発射場面/2015年2月21日付労働新聞より

朝鮮中央通信は同日、北朝鮮の西南戦線軍司令部が「非常特別警告」を公表したと報道。「今のこの時刻から先鋭な西海のホットスポット水域で我が軍海上境界線を侵犯するかいらい海軍艦艇に対して予告ない直接照準打撃が加えられるであろう」としている。

また、西南戦線軍司令部は今回の警告は「委任」によるとしていることから、金正恩第1書記が直接指示を下した可能性がある。

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同通信の記事全文は下記の通り。

【平壌5月8日発朝鮮中央通信】最近、朝鮮西海のホットスポット水域では南朝鮮のかいらい軍部好戦狂らの挑発狂気が極端の境地に至っている。

5月1日から7日までの間だけでも、毎日2?3回にわたって延べ17隻のかいらい海軍の快速艇をわが方の領海深くに侵犯させる軍事的挑発を強行した。

これに先立って4月26日には、6時30分から13時50分までの間に数回にわたって延べ5隻のかいらい海軍の快速艇をわが方の領海侵犯に駆り出した。

海上侵犯の口実は第3国の「漁船の取り締まり」であり、潜んでいる下心は不法無法の「北方限界線」の固守であった。

愚かな腹黒い下心を抱いて強行されているかいらい海軍艦艇の無謀な海上侵犯行為は、白翎島、大青島、延坪島を含む全般的な西南海上のホットスポット水域でエスカレートしている。

全前線で公然と強行されているビラ散布行為と時を同じくして繰り広げられている海上侵犯行為は、わが西南前線軍将兵の憤怒を天につくようにしている。

現事態に関連して朝鮮人民軍西南前線軍司令部は8日、委任によって次のような非常特別警告を公表した。

1.今のこの時刻から先鋭な西海のホットスポット水域で我が軍海上境界線を侵犯するかいらい海軍艦艇に対して予告ない直接照準打撃が加えられるであろう。

わが西南前線軍将兵の忍耐にも限界がある。

われわれは、すでにわが領海の0.001ミリでも侵犯する挑発者に対して自衛的な軍事的打撃が加えられるということを数回にわたって公開したことがある。

空言を吐かない西南前線軍将兵である。

2.われわれの自衛的な直接照準打撃に挑戦する場合、より強力な第2次、第3次、それ以上の連続的な対応打撃が加えられるであろう。

われわれの連続的な対応打撃は、挑発者の末路がどんなに凄絶なのかをそのまま見せることになるであろう。

われわれのこの非常特別警告は、同族対決に血眼になった挑発者を銃剣で仮借なく懲罰してしまおうとする断固たる決心によるものである。

今まで我慢してきた西南前線軍管下将兵の忍耐が正義の憤怒に爆発し、重なる警告が即時の行動に移される場合、それに対する全責任は海上侵犯挑発を手配し、あおり立てた南朝鮮のかいらい当局が負うことになるであろう。???

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