李明博大統領が3日、オバマ大統領との初の通話で、韓米同盟と北朝鮮の核問題などの懸案について意見を交換して、「アメリカの新政府が北朝鮮の核問題に対して断固とした意志を見せてくれたことに感謝する」と語った。
青瓦台のイ・ドンクァン報道官が、李大統領がこの日午前8時35分から15分間行ったオバマ大統領との通話でこのように話したと伝えた。李大統領は去年11月にオバマ大統領が当選した時にも電話で話したが、就任後の通話は今回が初めてだ。
オバマ大統領は李明博大統領が「ハロー(Hello)」と挨拶をすると、「アンニョンハセヨ」と答えたという。
オバマ大統領は「北朝鮮の核問題と関連し、6カ国協議を通じた共助が重要」と述べ、「最近の一連の状況をよく見ているが、これを徹底的に行うことで、朝鮮半島の非核化を繰り上げることができるという点は理解している。これまで韓国政府が見せた洞察力が重要な経験」と語った。
また、韓米同盟の重要性と発展のための努力を強調した後、「今月中旬にヒラリー・クリントン国務長官が韓国を訪問することになった」と言い、「訪韓期間中に様々な懸案について深く協議されることを願っている」と付け足した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面李大統領とオバマ大統領は、世界的な経済危機を克服するためにも各国が保護貿易主義に戻ってはならないという点でも意見の一致が見られたという。
オバマ大統領は「4月にG20 世界金融首脳会議で会えることを期待しています」と話した。
李大統領もこれに対して、「世界経済が第1次大恐慌の時に得た教訓を忘れてはいけない」と言い、「保護貿易主義が強調されれば経済回復が遅れる」と述べた。また、「アメリカ経済が回復すれば世界経済が回復する」と言い、「アメリカのリーダーシップで世界経済が回復することを期待している」と伝えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面李大統領は去年11月にオバマ大統領との最初の通話で、「北東アジアの平和と安定を維持して、北朝鮮問題を解決するためには両国が協力しなければならない」と述べ、「21世紀の戦略同盟に発展させて行くためにも、オバマ氏と志を共にする」と明らかにしている。