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北朝鮮がアメリカの人権NGOを、「侵略の試みを実現するための偽装看板」と批判し、アメリカの帝国主義に対する幻想がもたらす危険性を強調している。

北朝鮮のオンラインウェブサイト「我が民族どうし」によれば、北朝鮮の労働新聞は25日、「忘れてはいけない歴史の教訓」という論評で、「自主的な思想意識を持った人々は帝国主義の侵略的本性を見通しているが、そうではない人々は幻想的に対応している」と述べ、「人権や民主主義を提唱する帝国主義、いわゆる『物質的繁栄』とえらぶっているこの支配主義勢力を偶像化することは禁物」と主張した。

同サイトはまた、NGOが他国の国民の人権問題に介入したことをあげて、「彼らの『人権擁護』だ『民主主義の保障』だという広告は、侵略の試みを実現するための偽装看板」と批判した。

更に、「それを見透かすことができなければ、国や民族、ひとりひとりの運命を台無しにする悲劇的な結果がもたらされる」と主張し、イラクのフセイン政権や旧ユーゴスラヴィアの崩壊を例にあげた。

サイトは特に、アメリカには国際平和研究所や全国民主主義研究所など、共和党と民主党に属する研究所や、「ャ鴻X基金」、「全国民主主義基金」など、「民主化庶嚮Rの役割を遂行する非政府機関が多い」と述べ、こうした機関は30以上の国で活動し、その国の「不純勢力をまとめて、政府の転覆をけしかけている」と主張している。

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また、多くの国で「民主化庶嚮Rに道を開き、政府も順序がくるい、一層親米的な政権が立てられるオレンジ革命やばら革命などの『色革命』が起きた」と述べ、このため「国家間の相互関係で矛盾が複雑になる現象が現われた」と強調した。

このような民主化の過程について同サイトは、「アメリカの民主化庶嚮Rに道を開いてやり、むやみに魔鼡カうことを許容した後日の禍は悲劇的」と主張した。

イラクについては、「信念と意志が確固ではなかった」と評価して、1998年に国連のイラク武器査察特別委員会との協力を全て中止すると宣布して、アメリカが戦争を起こすかのように脅すと、半月後に卑屈に手をあげ、当時はイラクの譲歩と妥協が平和のために当然のことであると思われたが、5年もたたずに『アメリカにしおしおと飲まれてしまった』」と強調した。

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また、社会主義だった東欧圏で非同盟運動の創始国の1つだったユーゴスラヴィアも、1980年代後半と90年代初めに、旧ソ連と東欧に押し寄せたペレストロイカ(改革)・グラスノスチ(開放)の風にあおられ、「意識もせず他人の風に浮かされ」、今や歴史だけに名前を残し、世界の地図から悲劇的に消えてしまい、「コャ{」などの小さな共和国ができたと同サイトは指摘した。