国連安全保障理事会で24日、激しい内戦が続くシリアの人道状況を巡る公開討論が開かれ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務めるアメリカの女優、アンジェリーナ・ジョリーさんが参加した。
ジョリーさんは、これまでシリア周辺の難民キャンプを10回以上にわたって訪れている。
「国連は傍観者」と批判
ジョリーさんは、娘を性奴隷として武装勢力に奪われた母親や、空爆で母親が死亡し、5人の兄弟の面倒を見る11歳の少女の事例に言及した。
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