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幹部とみられる男性は動画で、捕虜の国籍をイラン、レバノン、アフガニスタン、「コリア」と語った。聯合ニュースは「状況からして『コリア』は北朝鮮軍である可能性がある」と分析している。

北朝鮮とシリア政府は、きわめて親密な関係にある。これまでにも、「朝鮮人民軍のパイロットがシリア政府軍機を操縦し、反政府軍を攻撃している」などとする未確認情報が取り沙汰されてきた。

1960年代には、北朝鮮がシリアやエジプトの要請に応じて空軍パイロットを中東戦争に派兵し、イスラエル空軍機を撃墜するなどした経緯がある。

テロ粉砕を願う

最近では、北朝鮮外務省のシン・ホンチョル副相が3月にシリアを訪問し、アサド大統領との会談。先月28日には、金日成社会主義青年同盟の代表団がシリアを訪問したと朝鮮中央通信は伝えている。