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ほかにも似たような例が数多くあり、いちいち挙げていてはきりが無いくらいだ。韓国国民も大多数はこうした風潮に辟易しているのだが、宗教がらみの騒動はいっこうになくなる気配がない。その理由は日本とは大きく異なる、韓国独特の事情がある。(続く >>【キリスト教保守と韓国社会-3-】日本「開拓」を虎視眈々とねらう)

主な韓国キリスト教事件史
◯1987年8月29日 キリスト教系新興宗教の教祖が信者32人とともに集団自殺した「五大洋(オデヤン)」事件。「韓国の人民寺院事件」とも呼ばれる。救援派の兪炳彦氏の関与が長年取り沙汰されてきた。
◯1992年10月4日 エホバの証人の王国会館(教会)に、信者となった妻を取り返そうとしていた夫が放火、14人死亡。
◯1994年2月18日 新興宗教、似非宗教研究者の卓明煥(タク・ミョンファン)氏が自宅前で自身が問題を追求していたテソン教会の信者に暗殺される。
◯1988?1995年 仏教系大学の東国大学のキャンパス内の寺などが、6回にわたって放火される。犯人は捕まっていないが現場に十字架が描かれたことからクリスチャンによる犯行が疑われている。