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日中韓3カ国の観光担当相会合が11日から2日間の日程で、東京都内で開かれている。約4年ぶり7回目の開催。3カ国担当相会合は2006年から毎年、持ち回りで開かれてきたが、日本と中韓両国との関係悪化の影響で2011年に韓国・平昌(ピョンチャン)で開かれたのを最後に中断していた。

今回の会合では、3カ国間で相互に旅行者を増やすための数値目標設定などについて討議し、共同声明の採択を目指している。

会合には、太田昭宏国土交通相、韓国の金鍾徳文化体育観光相、中国の李金早国家旅游(観光)局長が出席。共同声明には、3カ国間の人的交流拡大の数値目標を明記することを目指す。

3カ国は相互訪問者の規模を2010年の1700万人から2015年に2600万人に増やす目標を掲げてきており、新たな数値目標は、さらに大きなものになる見通し。

また、2018年の韓国・平昌冬季五輪と2020年の東京五輪を見据え、欧米などからの観光客拡大に向けた共同の方策を練るほか、生活習慣の違いから起きるトラブルの防止、災害時の安全対策も盛り込む考え。

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中国の李局長は10日、会合に先立って東京の駐日中国大使館で日本の観光業界関係者らと座談会を持ち、中国人観光客のエチケットの問題についても率直な意見交換を行ったという。