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これに対し、マルティン・ストロプニツキ国防相が「大統領の参加は好ましくない」と公の場で批判するなど政治問題化。

その釈明のために出演したラジオ番組で、ゼマン大統領は「金正恩氏とは握手を交わさないつもりだ」と語った。しかし同大統領は、その詳しい理由については言及を避けている。

チェコは金正恩氏の叔父にあたる金平日(キム・ピョンイル)氏が大使を務める国で、1月末の信任式で、ゼマン大統領は同大使と顔合わせをしている。この際、チェコの大統領室は「ゼマン大統領は特に演説などはせず、通常の信任式だった」と強調するなど、北朝鮮と親密な関係を持っているとの印象を持たれたくない様子をうかがわせた。