韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が6日、約1年前に沈没した旅客船「セウォル号」について、「船体の引き揚げを積極的に検討する」との考えを示した。

朴氏はこの日の首席秘書官会議で、「引き揚げが技術的に可能だという結論が出れば、行方不明者の家族と専門家の意見、世論を集約し、積極的に検討する」と述べた。

船体の引き揚げを巡っては、行方不明者家族らが政権の対応の遅さを批判しており、2日の集会では頭を丸刈りにして抗議した。

去年4月に韓国南部で旅客船セウォル号が沈没した事故では、高校生など295人が死亡し、今なお9人の行方が分らないままだが、現場海域で続けられていた捜索はすでに終了している。

船体の引き揚げには1000億ウォン(日本円で110億円)の費用がかかるものと見積もられている。

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