ソウル市にも圧力

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韓国の性的マイノリティが一堂に会するKQCFの組織委員会は、6月9?13日の開催を予定し、ソウル市に対して市庁前広場の使用許可を申請してきた。

しかし、ソウル市は明確な理由を示さないまま、この申請を拒否。組織委員会は交渉の末、開幕式での使用許可は得たものの、メインイベントである「ソウル・クィア・パレード」(6月13日)の開催場所の確保はなおも難航している。

KQCFのカン・ミョンジン組織委員長は、次のように語る。

「ソウル市が言を左右にして広場の使用許可を出そうとしなかったのは、性的マイノリティを罵倒する保守キリスト教団体の過激な抗議活動を負担に感じていたからなんです。開幕式の使用許可を得るために、ソウル市を数年がかりで説得しなければなりませんでした」

一方、保守キリスト教団体は今回のソウル市の決定に対し、さっそく抗議に乗り出している。

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