北朝鮮で4月15日の太陽節(故金日成の誕生記念日)にあわせ、北部の羅先市に金日成・金正日父子の銅像が建てられ、3日に除幕式が行われた。

羅先市に新たに建設された金日成・金正日父子の銅像/2015年4月4日付労働新聞
羅先市に新たに建設された金日成・金正日父子の銅像/2015年4月4日付労働新聞

除幕式には、金永南(キム・ヨンナム)氏、崔龍海(チェ・リョンヘ)氏、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)氏などが参加した。

白頭のシンボル?思想統制のシンボル?

北朝鮮国内の至るところに見られる銅像だが、金正日氏の死去後は、日成氏、正日氏父子が並んで立つ銅像を建てる傾向にある。作業は「万寿台創作社」が担当するが、必要経費は地方機関が負担し、末端の庶民達にも資金を捻出させる。

建てた後も、日常的な「銅像掃除」や「記念日の参拝」が義務づけられ、住民にとって煩わしい行事の一つだ。

金正恩氏は、自分が受け継いだ「白頭の血統の象徴」として銅像を建てているのだろう。

だがむしろこの銅像は、ムダな労力やコストがかかり、日頃からも住民に負担を強いるという意味で、理不尽極まりない体制の「象徴」と言えるかもしれない。

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