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中国が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)には、31日の期限までに参加を申請し、受理された国が46カ国に及んだ。これに加え、台湾も参加意思を表明している。

アジア太平洋地域では、日本を除く主要国全てが参加することになった。東アジアでの不参加は日本と北朝鮮だけで、北朝鮮については、参加を希望したものの中国に拒否されたとの情報がある。

経済成長の続くアジアのインフラ整備に必要な資金は2020年までに8兆ドル(約960兆円)に上る(アジア開発銀行試算)とされ、AIIBを主導する中国の存在感がいっそう大きくなるのは必至だ。

中国財政省が発表した、AIIBに参加を表明した国は次の通り。

中国、インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス、インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、モルディブ、サウジアラビア、クウェート、カタール、ヨルダン、オマーン、モンゴル、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、ニュージーランド、ルクセンブルク、英国、スイス、ドイツ、フランス、イタリア、トルコ、オーストリア、韓国、ブラジル、グルジア、オランダ、ロシア、オーストラリア、デンマーク、エジプト、フィンランド、キルギス、スウェーデン