人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮が、アメリカが他の国には核兵器を保有するなと要求し、アメリカは核兵器の現代化を続けていると主張している。

北朝鮮労働党の機関紙である労働新聞は22日、「核対決の火種になる危険な言動」という題の個人論評で、「(アメリカは)他の国には核兵器を保有するなと要求し、自分たちは核兵器の現代化を続けている」と述べ、このようなアメリカの行動が「我々の人民の警戒心をあおっている」と主張した。

更に新聞はアメリカの好戦勢力が今年、韓米合同軍事演習に核潜水艦を含めて核打撃手段を動員するなど、「対北軍事脅威策動を強化」する中、「核兵器の現代化を追求することは非常に危険だ」と主張した。

また、「米帝の核兵器現代化策動は、我々人民の革命的覚醒を一層高め、我々の共和国にそれに対処する力強い抑制力を備えさせることになっている」と、北朝鮮の「核抑制力」政策の理由を強調した。

更に、「新しい核軍備競争を助長・激化させるアメリカの行動は、核対決の火種をあおっており、これは決して彼らにとってもよくない」と言い、「アメリカは核兵器で世界を絶対に支配することができない」と力説した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

新聞はまた、「冷戦が終わった後、アメリカの軍事的競争の対象が消えたため、アメリカは核の優位を追求してはならない。(アメリカが)核兵器の現代化を推進すること」は、「他の国々に強力な軍事的抑制力を持ってこそ、アメリカと対立して自分たちの生存権を守り、国家の安全と戦略的利益を守護できるということを確信させている」と主張した。

先月12日にも新聞はアメリカが提供する対韓、対日の核の傘公約は、「本質において彼らの侵略的対朝鮮戦略によって、我が国(北朝鮮)を核先制攻撃するということ」と述べ、核の傘に対立して自分たちも軍事力を強化する措置を取ると主張している。