北朝鮮の労働新聞は24日、金正恩氏が新しく建設された魚粉飼料工場を現地視察したことを報道した。現地では黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏が出迎えた。
同紙によると、魚粉飼料工場は「朝鮮人民軍第810軍部隊」によって建設され、 敷地面積2万5,000?(東京ドームの半分よりやや小さいぐらい)で、年間生産能力は2,000tという。
魚粉飼料工場ではアミ、イカナゴ、カタクチイワシ、ハタハタなどをチョウザメ、ニジマス、龍井魚のための魚粉飼料を生産していると伝えた。
金正恩氏は、工場で次のように語った。
工場を見て回ると本当に気分が良い、魚の生臭い匂いがしみた匂いをかぐと気持ちが爽やかになる。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面養魚場ごとにウヨウヨしているサカナの群れが、目の前に浮かぶ。軍人達と人民達へたくさんの魚を与えられることを考えると楽しくなる。
北朝鮮は、2月に発表した新スローガンでも「河川と湖、海で養魚と養殖を大々的に展開せよ!」と唱えている。
金正恩氏は、今月14日にも水産事業所の建設現場を現地視察しているが、今回の視察を通じて改めて水産部門の強化をアピールした。