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北朝鮮を批判するビラ散布を予定していた脱北者団体が「条件付」で中断することを報道資料を通じて明らかにした。

脱北者団体は、北朝鮮による哨戒艦「天安」撃沈事件から丸5年になる26日前後に、ビラ50万枚などを大型風船で北に飛ばすことを計画したが、これに対して北朝鮮側が猛反発。

「各前線部隊管下のすべての火力打撃手段は、事前警告なしに無差別の気球掃滅作戦に進入する」と警告していた。

さらに、北朝鮮の威嚇に対して今度は韓国軍が「北朝鮮が武力を行使した場合、強力かつ断固として対処する」との立場を表明し、双方がヒートアップしていた。

こうしたなか、対北ビラ散布を推進していた韓国のNGO「自由北朝鮮運動連合」代表の朴相学(パク・サンハク)代表は「北朝鮮が天安艦爆沈について謝罪すれば、ビラ散布は永遠に中断する」と条件を出し、謝罪がなかったとしても当分の間はビラ散布をしないと述べた。

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中止の理由については、「北朝鮮当局が、対北朝鮮ビラを恐れていることが分かった。ビラ散布を共同で計画していた他の市民団体とも散布中止の協議を終えた」と語った。