北朝鮮の労働新聞は18日、金正恩氏が新しく建設された「朝鮮人民軍漁具総合工場」を現地指導したことを報道した。現地では、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏、ソ・ホンチャン氏が出迎えた。
同紙によると、金正恩氏は建設案の段階で「主体的建築美学思想と新世紀のニーズに合わせて建築物を建設せよ」と指示していたが、建設された工場に対して次のように語った。
朝鮮労働党の意図に合わせて工場を清潔かつしょうしゃでありながらも、文化性あるものに立派に建設した、漁具生産拠点ということが分かるように正門と垣の施工も特色あるものにした。
さらに、金正恩氏は、「工場の近代化をより立派に実現するための活動をスケールが大きく進めなければならない」と強調した。
記事によると、工場は朝鮮人民軍第534軍部隊が中心になって建設されたと見られる。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「534軍部隊」傘下には、食料加工工場や、最近、金正恩氏が力を注ぐ「キノコ栽培場」などがある。2013年7月に534軍部隊のキノコ栽培場を現地視察した金正恩氏は、「整然と建てられたキノコ栽培場がすばらしい、見れば見るほど好きになる」と高く評価していた。