人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

6ヶ国協議の実務グループ会議が、15日から中国の北京で相次いで開催される。

15日のエネルギー・経済協力分野の実務会議を皮切りに、16日には北東アジア・平和安保体制、 17日には朝鮮半島の非核化分野の実務会議がそれぞれ開かれる。

18日には米朝関係正常化の第2回実務会議が開催されると予想され、19日には2・13合意以後およそ1ヶ月ぶりに第6回6ヶ国協議の第1段階会議が再開される。この会談では、6者外交長官会談の開催の時期と、議題などが議論される予定。

先週開催された米朝、日朝関係の正常化会談に続いて開催される今回の会談では、2・13合意の中間点検が行われると予想される。北朝鮮の核の廃棄の初期措置の履行の詳細なロードマップも、輪郭を現わす見込みだ。

また、13~14日に北朝鮮を訪問して帰って来たモハマド・エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)事務総長は15日、北京でクリストファー・ヒル米国務省次官補、千英宇韓国側6ヶ国協議首席代表と会い、訪朝の結果を説明する。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

これ以外にも、15日前後にアメリカの対北金融制裁措置で凍結されたマカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮口座が解除されると思われ、会談に少なからぬ波長を及ぼすと予測される。

◆ エネルギー・経済協力 = 15日午後3時、北京の駐中韓国大使館で開催される第1回実務会議は、韓国が議長国を引き受けている。6ヶ国協議の首席代表である千英宇朝鮮半島平和交渉本部長が団長だ。

この会談では、北朝鮮の核の廃棄のための初期措置の履行時に、北朝鮮に提供される5万トン相当の支援の計画について協議される予定。既に韓国が初期段階の支援を負担するという意思を明らかにしたため、提供の時期と品目などが集中的に議論されると思われる。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、北朝鮮の核プログラムの申告、核施設の不能化の時点に合わせて提供される重油95万トン相当の支援を時期的にどのように細分化して、参加国の間でどのように分担するのかについても、意見が交わされると予想される。

◆ 北東アジア・平和安保体制 = アレクサンドル・ロシュコフ、ロシア外務次官が議長を引き受ける。参加国は6ヶ国協議を通じて北朝鮮の核の廃棄が実現する場合、この枠組みをどのような形態で発展させて、北東アジアの平和安保体制を構築することができるかについて議論する。

この実務会議は他のグループよりも比較的時間をかけて進行することができ、北朝鮮の核廃棄がかなり進んだ後、議論を始めることができる国「なので、当面は参加国間で意見を交換するレベルにとどまると予想される。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

◆ 朝鮮半島の非核化 = 武大偉 中国外務省副部長が団長を引き受けているこの会議では、北朝鮮が初期段階の期限である60日以内に履行することにした核施設の閉鎖、封印及び、IAEAの査察の受け入れなどの詳細な日程を協議する。

エルバラダイIAEA事務総長一行が6ヶ国協議の参加国に訪朝の結果を説明して、北朝鮮と IAEA間の合意事項に基づいて、詳細な履行手続きを調律すると思われる。

またこの席では、北朝鮮国内の高濃縮ウラン(HEU)プログラムに対する米朝間の攻防が予想される。6ヶ国協議のアメリカ側首席代表、クリストファー・ヒル国務省次官補は、北朝鮮のHEUプログラムの真偽を明らかにするという断固とした意志を表明した。