北朝鮮では90年代の食料難の時期、自然発生的に「ヤミ市場」が生まれ、現在では当局が追認、公認した「市場=公設市場」となっている。この市場では多くの屋台、つまり「店舗」が構えられているが、この数が大幅に増えているとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。

ヤミ市場の「屋台」から公設市場の「テナント」へ

両江道の情報筋は次のように伝える。

「恵山市の市場内で2012年以後の3年間で、店舗数が大幅に増えたが、北朝鮮当局も個人の商人を通じて収入を増やしている」

市場で店舗を構えるためには、商売税(場所代、管理費)を市場管理をする道(行政区画)の人民委員会商業課に払う。いわば「テナント料」のようなものだ。この「テナント料」を見込んで商業課は店舗数を増やしている。