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ニューヨークで開かれた米朝関係正常化のための実務グループの第1回会議は、大枠での‘核の廃棄’と、‘関係正常化’のためのロードマップを互いに取り交わし、敵対関係の清算のための第一歩を踏み出したという評価の中で幕を閉じた。

アメリカと北朝鮮の実務会議の結果をめぐり、ブッシュアメリカ大統領と北朝鮮の金正日総書記は、’核の解決’と’関係正常化’のために戦略的選択をとったのではないかという分析が出ている。

アメリカが‘6カ国協議’の枠組みの中ではあるが、一応両者がテーブルについて連絡事務所の開設など、関係改善のための具体的措置を提示し、北朝鮮が核廃棄の初期段階の履行に引き続き、高濃縮ウラン(HEU) 問題の解決の必要性に言及した後、こうした分析に一層弾みがついている。

しかし、北朝鮮の金桂冠副相による、既に保有した核兵器は議論の対象ではないという発言は、北朝鮮がまだ戦略的な決断を下さなかったという明白な証拠であると同時に、アメリカも核廃棄をした後の関係正常化という原則を強調したのは、相変らず両国間に越えなければならない山が多いことを示しているという主張も多い。

◆ 米、対北政策大転換の絡