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韓国・ハンナラ党のパク・ヒテ代表は10日、民間団体のビラ散布が中止になったことに言及し、「次は北朝鮮の番だ。早く対話の扉を開くように求める」と話した。

パク代表はこの日、ソウル・ヨイドにある党事務所で開かれた最高委員の会議で、「世界唯一の分断や対決、恥の歴史を終わりにする時が来ている。北朝鮮はまじめな態度で歴史に基づいた判断を下すべき」と述べた。

北朝鮮が10.4宣言、6.15共同宣言の履行を要求していることについて、「10.4宣言でもなんでも、中身を見ると、韓国が履行できるようなものではない」と強調した。

また、「高速道路や新義州までの鉄道、大規模産業団地、港湾など非常に大規模な社会的間接資本事業だが、韓国だけが費用を出すことはできない。2国間の緊密な協議に基づき具体的なアクションプランが必要だ」と指摘した。

履行を要求していても対話なしで前に進むことはできないということだ。履行のためには北朝鮮が迅速に対話のテーブルに出ることが大事だといい、北朝鮮はこれ以上対話を拒む理由はないとパク代表は主張した。

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パク代表は南北対話の断絶が金剛山観光客射殺事件からであることを指摘した後、「北朝鮮は自分たちのしたことについて目を覚ますべきだ。ビラ散布が中止になったので、これから北朝鮮がどういった出方をするのか見ながら政策を決めるつもりだ」と話した。