スイス・ジュネーブで開かれているジュネーブ軍縮会議で3日、北朝鮮の李洙墉(リ・スヨン)外相が演説し、米国の敵対政策と核の脅威のため核抑止力を強化せざるを得ないと主張し、「我々は米国を抑止できるし、必要があれば先制打撃する力を持っている」と警告した。

200709063
北朝鮮の李洙墉外相

また、2日から韓国で始まった定例の韓米合同軍事演習について、「いつにも増して挑発的性格が強く、戦争の火花が散る危険性が特別に高い」と主張。「朝鮮半島で戦争が起きる場合、その責任は全面的に米国と南朝鮮(韓国)が負うことになる」と述べた。さらに、李氏は次のような主張を展開している。
「アメリカの敵対政策は我々を核保有へ向かわせ、日々高まる米国の核の脅威で我々を核抑止力を強化せざるを得なくなった」

「1年に何度も戦略核爆撃機が米国本土やグアムから無着陸飛行で朝鮮半島上空に侵入し、核爆弾の投下演習を行っている」

「空母と核ミサイル潜水艦が絶え間なく朝鮮半島の水域に入ってきて『平壌占領』を目標にした核戦争演習に参加している」

一方、韓国外務省の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官は4日に同会議で演説し、北朝鮮に対し核兵器を放棄し、南北の平和と協力に向け努力するよう呼びかける予定。

【関連記事】
北朝鮮の「新型ミサイル」「ステルス艇」に不吉な予感?
北朝鮮のミサイル開発は空軍のエジプト派遣から始まった
第4次中東戦争が勃発、北朝鮮空軍とイスラエルF4戦闘機の死闘
北朝鮮のミサイル潜水艦開発、「日本企業」の影
北朝鮮のミサイル潜水艦、自衛隊と対峙

    関連記事