韓国のNGOが行っている対北朝鮮向けのビラ散布に対して、北朝鮮は「大砲やミサイルで対応する」と警告した。
北朝鮮の対韓国プロパガンダ用ウェブサイト「我が民族同士」は2日、「ビラ散布、大砲やミサイルで対応しうることを知るべきだ」と題した記事を掲載した。
記事では「韓国統一省は人間のクズ(※原文ママ)どもが3月に無人飛行機を使ってビラ散布行為を敢行しようとしているまともに止めようとせず黙認、助長、庇護している」と激しく非難しながら、次のように警告した。
「我々は既に警告としたとおりビラを入れた風船だろうが無人機だろうが構わずに照準撃破射撃を行う」「昨年10月のように数発の銃弾が飛ぶ程度ではなく、大砲やミサイルで対応しうることを隠さない」
また「国際法にもビラ散布行為は明白な戦争行為と規定されている」と主張しながら「さらに無人機による対北朝鮮ビラ散布は南側の航空法にも違反しており、国際法でも戦争行為として規定されているので、責任はすべて傀儡一味(韓国)が負うことになる」と威嚇を繰り返した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面同サイトは「地球上どこを見て回しても相手の尊厳と体制を冒涜するビラ散布行為が行われているのは南朝鮮(韓国)だけだ」と述べているが、北朝鮮も韓国に向けてビラ散布を行っている。