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セヌリ党の羅卿ウォン議員
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女性議員として初めて、韓国国会の重要ポストである外交統一委員長に選出された与党セヌリ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員が、早くも北朝鮮によるいつもの “口撃”の洗礼を受けた。

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北朝鮮は、羅氏が所信表明で「北朝鮮人権法を成立させたい」と述べたことに強く反発。2月27日、対南宣伝用ウェブサイト「わが民族同士(ウリミンジョクキリ)」に掲載した記事で、「自分に席を設けてくれた保守一味に感謝感激して、そんなラッパを吹いて(追従を言って)いるのだろうが、それがどのような災いを招来するか果たしてわかっているのか」などと警告している。

外交統一委員長は、対北朝鮮関係を担当する重要ポスト。また、北朝鮮に人権状況の改善を迫る「北朝鮮人権法」は国会で10年間も論議が続いている。国連を中心とした国際社会が金正恩体制の人権蹂躙への追及を強める中、羅氏の手腕が問われるのは必至の状況だ。

羅氏が今後、対北朝鮮政策への取り組みを深めるほどに、北朝鮮からの“口撃”も強まるものと予想される。