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北朝鮮に着いて数日が過ぎた。北朝鮮に来る前、北朝鮮はとても貧しい国だと思っていたが、それが間違っていないことがわかった。私が持っている情報などは、北朝鮮関連の本や報告書、そしてデイリーNKなどのインターネットサイトで得たものばかりだが、そのような情報の正確さに思わず感心してしまった。

咸鏡北道・オラン郡行きの飛行機に乗る前に、朝早く起きて平壌市の羊角島を訪れた。大同江の向かい側に並んでいる軍隊のトラックが、明かりのように見える何かを運んでいた。おそらく、数日後に行われる建国記念日の松明パレードのために練習をしているのだろう。

羊角島の人は外国人である私を見てひっくりした撫??Bせなかった。 羊角島でガャ潟塔Xタンドを発見した。なぜガャ潟塔Xタンドがそこにあるのか理解できなかった。給油ポンプは長く使われていないのか、すでに錆びていた。ガャ潟塔Xタンドだが、本当にガソリンがあるのかなと疑ってしまった。

近くにある小さな住宅を撮るために近付くと、テレビの音がした。少し休みをとってテレビを見ているようだと思ったが、外国の観光客のバスが止まるたびにそうするように指示されているようにも思われた。

平壌には建物の外壁に宣伝・扇動のスローガンをかけている古びた外観のマンションも多かった。私は羊角島が平壌の中心地だと思った。平壌市民は比較的生活レベルが高いようだったが、家の外観は古びて貧しそうだった。

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平壌には屋台が多かった。私が滞在していた数日間、屋台にはいつも人がいっぱいだった。私も地元の人に交って北朝鮮製のコーラを買ってみた。販売員は外国人の私をみてびっくりした様子だった。北朝鮮のコーラはコーラと綿飴と食器洗剤の味がした。

灰色の平壌の街はいつも静かだった。私を担当していた北朝鮮の観光ガイドは時々平壌の道路がどんなに広いのか自慢げに話したが、道路の広さにくらべ車は少なすぎる。本当に皮肉なことだ。まあ、想像していたよりは多かったと思う。

今日、私は咸鏡北道・オラン郡の空港に行く。空港の免税店に入ると、数年前から飾っているような商品が目に入った。飲み物の瓶には埃が積もっていた。でも、値段は結麹bゥった。一行の1人がスウェーデン製のチョコレートを発見したが、賞味期限が2006年までだった。(続く)